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星間商事株式会社社史編纂室

  • 執筆者の写真: 大橋梓
    大橋梓
  • 2022年5月13日
  • 読了時間: 2分

『星間商事株式会社社史編纂室』

三浦しをんさん著


私もちょうどヒロインの幸代さんの世代、(いわゆるアラサー)なので、


幸代さんが友達3人で集まった時に、


ちょっとピリッとする瞬間、ヒリヒリする雰囲気、かなりリアルに感じました。


例えば仕事の話をする時、


今までなら、


「ちょっと聞いてー!わたし大変でさー、趣味の時間が欲しい!」と言えていたことが、


ある時を境に、「いいよねー、そんなに忙しくない人は」と、


険がある言い方になってしまう。


学生時代は、同じ教室で同じ授業を受けて、


同じようなことで悩んで、同じケーキセットを食べていました。


違いなんてせいぜい、ケーキセットの飲み物はカフェラテかティーラテか、くらい。


皆んな似たり寄ったり。


でも、それぞれ結婚したり、仕事が忙しくなったり、


優先順位も変わってきて、違いがどんどん大きくなってくると、


あれ?この子もしかして私が欲しくて欲しくて仕方ないものを持ってる??


と、ちょっと意地悪を言いたくなる時があるんですよね。


少し前までは、本当にくだらないことで笑い転げていたのにね。


もう箸が転んでもおかしいお年頃では無くなったのかなー。


本の中の幸代さんは、そんなの悲しい寂しい悔しいと言っていました。


分かる、分かるよーその気持ち。


人間関係が変わりゆくことも理解できます、もちろんね。


それが先日、希望の光がチラッと見えたんです。


Tから始まる某コーヒーチェーン店で。


ホイップクリームモリモリ、チョコレートソースまでかけちゃったドリンクを前に、


「これこれー!これ私飲んでみたかったぁ、嬉しいぃ」


「私もぉー」とキャッキャされていた女性達。


きっと70代くらいかなぁ。


ずーっとケラケラと笑って楽しそうで、


あれ?


箸が転んでもおかしいお年頃が再到来したのか??と思うほど。


そうか、今はお互いに少し離れてそれぞれの人生を進めているけれど、


そのあとはまた、一周回って気楽に話ができるようになるのかもしれないなぁ。


そんなことを考えた、待ち合わせ前のコーヒータイムでした。


来る日に備えるために、エピソードトークいっぱい貯めておこう^_^

 
 
 

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